スペイン
2002年4月29日数年おきに研究のためドイツにやってくるスペイン人の友達の旅立ちの日がまたやってきた。今回は、いつもより長めの滞在であったし、あと本来なら2ヶ月いられるはずなんだけど、大学の講義を替わりにやってくれる人が、まだ見つからず、はじめの予定通り帰ることになった。彼女は、アンダルシアをすご〜く愛している人なので、アンダルシア以外では暮らせないんじゃないかと思わせるほど。しかし、彼女にとってドイツ滞在は毎回限られた期間だけなので、またいつ来れるかもわからず、毎回、涙、涙の別れ。運がよければすぐに戻って、残りの2ヶ月の予定を過ごせるけれど、彼女いわく、グラナダが好きだし、家族がなによりもいるから、グラナダに戻ったら、来る気が失せるかもしれないと言っていた。たしかに、グラナダは美しい町であったので、自慢する気持ちはわかる。ああいう、町で生まれ育ったというのは羨ましくもある。今日、彼女の同居人たちが、昨年旅したスペインのガリシア地方のディアスを見せてくれ、やっぱり海のある町はいい、なんだか心が和む気がした。
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