復活!

2002年7月29日
なんとか、セキも寝入るときに起こる程度になり、復活の兆しが見えた今日。早速、お出かけすることになった。会社が、スポンサーで、Gustav Mahler Jugendorchesterのゲネプロに行って来た。(希望により社員にチケットが配布された)
会社を休んでいても、しっかりチケットをとりに週末の会社へ…。曲目は、ワーグナーのParsifalだったが、私はこの作品を聞いたことがなく、もとベルリンフィルの指揮者クラウディアアバドが振っているというのに、残念でもあった。でも、座席が前から5列目で、アバドのほとんど真後ろ。こんないいせき本番で取れたらさぞかしいいだろうなと、思った。オペラ作品のゲネプロってどんなものだろうか、と見られるだけでもかなり興味深いものがあった。ゲネプロ前に、オーケストラの成り立ちなど紹介され、そして、プローベへ。このオケは、ヨーロッパ中の有能な若手音楽家によって成り立っていて、20代前半の若者ばかり。国境を超えて、こういうことができるヨーロッパってうらやましい。経済の統合に関するEUへの加入問題は、さておいて芸術&学術面では、西とか東だとかの壁はなく、ヨーロッパ大陸として捉えられていて、規模が大きい。アジアでこういうことって、まだまだ無理なんだろうなぁ。ゲネプロは、4時間の予定だったのが、休憩中にゲネプロ終了のアナウンスとともにあっけなく終わってしまった。2月に見たときよりもアバドは元気そうに見えたんだけど、まだ具合が悪いのだろうか?

とにかく、いまワーグナーといえば、バイロイト音楽祭で、今年のタンホイザーの演出が話題になっている。確かに、TVで見る限りかなり斬新。でもすごいコーラスの人数、あれであのタンホイザーを聞けるなんていいなぁ。タンホイザーの話は、いまいち理路整然としないが、あのコーラスの部分は好きだ。

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